僕は団塊世代1号。昭和22年(1947)茨城県常陸太田生まれ。アジア太平洋戦争で赤紙召集の父は、昭和19年6月29日朝、撃沈した日本軍輸送船富山丸、3700人が海の藻屑と消える中、数少ない奇跡の無傷生き残りの一人。沖縄戦をクリアして宮古島1年半、故郷に生還、児童生徒の眼だけを見詰める愛の教師として人生を全うした。 我が命の原点は宮古島にあり!戦後70余年経ち、やっと父を訪ねる旅を開始した僕は、2017年早春から4回、宮古島を訪問。2020年からは、火の海を古式泳法で泳ぎ切り助かった奄美大島から、再び、父の痕跡を追う旅を再開しようとしていた。しかし、病に倒れ、4回の旅の記録を綴り始めた。沖縄に関係する音曲をバックに、旅の動画をアップしています。観た方から「なかなか新鮮な感性」と話題になり始めています。